指紋は目立つ?――iPhone 7の「ジェットブラック」を写真でチェック

質感は? 指紋は目立つ?――iPhone 7の「ジェットブラック」を写真でチェック 「iPhone 7」のジェットブラック(撮影:矢野渉)  これまでのiPhoneにはなかったカラーとして話題を集めている、iPhone 7の「ジェットブラック」と「ブラック」。特にジェットブラックは、iPhone 7/7 Plusのいずれも初期出荷分が完売して入手困難な状況が続いており、人気の高さをうかがわせる。 シャネルiphone7ケース筆者も、予約開始とほぼ同時にキャリアのオンラインストアiPhone 7 Plusのジェットブラック(128GB)を予約したが、いまだに入荷予定日は未定となっている。 【指紋は目立つ?】  そんなジェットブラックを試用する機会を得たので、写真でレポートしていきたい。 シャネルiphone7ケース  なんといっても目を引くのが、ピアノブラックを想起させる、光沢感のある黒だ。ジェットブラックの高光沢仕上げは、9段階の酸化皮膜処理と研磨加工によるもの。 シャネルiphone7ケース他のカラーと同じく7000シリーズのアルミニウムが使われているが、手にするとガラスのようで、滑らかな質感を味わえる。  また「ブラック」と銘打つモデルでも、側面がシルバーだったりと、他の色が混ざっているケースが多いが、ジェットブラックはディスプレイ面、側面、背面の全てがブラックで、消灯すると、黒い1枚の板と呼んでもいいほどだ。 ルイヴィトンiphone7ケース一方、シルバーのAppleロゴは、角度によってはブラックのボディーにとけ込んでしまい、他の色と比べて目立たなくなっている。  本体をギュッと握るとズズズっと滑り、現在使っているiPhone 6sのローズゴールドと比べてやや違和感を覚えた。 シリコンiPhoneケースそのまま落としてしまう……というほどではないが、少し気をつけた方がよさそうだ。  Appleの説明によると、ジェットブラックは他のApple製品と同等の硬度があるが、使っていくうちに光沢に微細な摩耗が生じる場合があり、摩耗が気になるのならケースの使用を推奨している。 人気ブランド携帯カバーユーザーにとっては悩ましい選択になりそうだ。  背面は鏡面仕上げになっており、正面から見ると自分の顔が映る。 シャネルiphone6 ケースディスプレイを消灯させた状態の黒い画面でも映り込みはあるが、それよりも映り込みは鮮明だ。そのため、ディスプレイ部分よりも指紋が目立ちやすい。 ルイ・ヴィトンiphone6ケースこれを許容できるかどうかは判断の分かれるところだが、完全な鏡面となっているXperia Z5 Premiumほどは指紋は目立たない。深みのある黒なので、指紋の見え方は抑えられている印象だ。 エルメス iphone7ケース  iPhone 7の5色の中では、ジェットブラックのみブラックのパッケージを採用しているのも特徴だ。ジェットブラックのユーザーは、パッケージからもちょっとした優越感(?)を味わえるわけだ。 iphone6sケース  カラーの違いを除くと、正面からはiPhone 6sとの違いはほとんど分からない。サイズは6sと7で全く同じだし、ホームボタンの形状やサイドキーの位置もほとんど変わらない。 シリコンiPhoneケース大きな違いは、カメラレンズの形が大きくなったこと、イヤフォンジャックがなくなったこと、6sにあった樹脂のライン(Dライン)の直線がなくなったことの3点。細かいところでは、2つのボリュームキーの間にあったくぼみがなくなったこと、「FCC」の認証マークがなくなったこと、小さい「総務省指定」の文字が加わったことも挙げられる。 ルイ・ヴィトンiphone7ケース  美しい外観を保つためにはケースの使用が推奨されるが、ケースを装着すると、ジェットブラック本来の美しさが損なわれてしまう。クリアケースを使えばいいじゃん、という意見もあるだろうが、この滑らかな質感は他の色では味わえないものだ。 シリコンiPhoneケースというか、そもそもジェットブラックが手に入らない……。そんなジェットブラックにまつわる“やきもき”した思いは、しばらく続くことになりそうだ。 グッチiPhone7ケース iPhone 7、「販売データ隠し」の疑い広まる…「好調」と発表の一方で売上非公表 アップルのロゴ  新型スマートフォンスマホ)「iPhone 7」を9月16日に発売した米アップルの株価が急激に伸び始めた。14日の米株式市場でアップル株が年初来高値を更新し、時価総額は6000億ドル台を回復した。 ルイ・ヴィトンiphone7ケース  これに対し市場関係者は、「減収が続いていたアップルだが、iPhone 7の投入によって業績が上向くのではないかとの期待から買いが入っている」と分析している。もちろん、そういう側面もあるだろうが、9月12日付当サイト記事『iPhone 7、広がる失望…Suicaおサイフケータイ対応で必死のあがき』で指摘したように、iPhone 7に関する発表を行った直後からアップルの株価は下がり続けていた。 ルイ・ヴィトンiphone7ケースつまり、iPhone 7がアップルの業績を回復させるほどの製品とは見られていなかったのだ。  では、なぜ今アップルの株が買われているのだろうか。 シャネルiphone7ケースそれは、ライバルである韓国サムスン電子が自滅したからだ。iPhone 7に先駆け、8月に発売されたサムスンの新型スマホ「Galaxy Note 7」「Galaxy S7 edge」が爆発や発火する事故が相次ぎ、ケガ人まで出た。 シャネルiphone7ケースそれを受けて世界各国の政府がGalaxyシリーズの販売停止措置をとったり、使用停止勧告を出すなど大騒ぎとなった。サムスンや中国メーカーのスマホにシェアを奪われつつあるなかでサムスンが大問題を起こしたため、iPhoneに流れる客が出てくると読んだ投資家がアップルの株を買っているとも考えられる。 シャネルiphone6 ケース  米通信大手スプリントとTモバイルUSが、iPhone 7の事前予約が好調と明らかにしたことで買いが続いている。だが、両社は具体的な数字を公表していない。 人気ブランド携帯カバーまた、アップルも発売最初の週末の売り上げデータは明かさないと述べており、iPhone 7が実際にどの程度売れているのかは把握できない。  アップルは4月、現在と同程度にまで株価が上がっていたが、1~3月期に減収減益となったことを発表すると急落した。 シャネルiphone7ケース最大8%も下落した日もあった。そして5月上旬には約20%も下がった状態になっていた。 シャネルiphone6 ケース  具体的な数字を出さずに「売り上げは好調」と発表し、投資家に期待を持たせることは珍しくない。だが、実績が期待外れだった場合、株価は暴落し経営者が厳しく糾弾されることになりかねない。 シリコンiPhoneケース実際に、アップルが発売当初のデータ公表をしないとの方針を発表した直後は、頭打ち傾向のあるiPhoneの販売動向を隠すためではないかとの憶測が広がり、株価が下落した。  アップルは、大画面スマホの「iPhone 7Plus」が特に好調で、全世界の初回出荷分が予約注文で完売したと発表した。 シャネルiphone7ケースiPhone 7についても、新色のジェットブラックは完売だという。  だが、具体的にそれぞれ何台なのかは不明だ。 シリコンiPhoneケースそのため、都合のよい情報だけを出しているのではないかと懐疑的な見方をする向きも多い。アップルが本当に業績を回復できるのか、まだ予断を許さない。 シリコンiPhoneケース